親子で撮り歩き♪ 人形のまち・岩槻の「まちかど雛めぐり」にてWSを開催しました！

３月のイベントといえば、雛祭り。
みなさんのおうちには雛人形、ありますか？

わたしの実家では毎年、お内裏様とお雛様のみ玄関に飾っています。
それを見た姪の一言。
「ひーちゃん家のお雛様はもっと大きいよ。３段あるんだよ！」
５歳児にマウントを取られた瞬間でした…。笑

が！！そんな５歳児に張り合える場所を見つけたのです！！(←そもそも張り合うな)

それがこちら！

すごくないですか！？もはや何段あるのか分からない笑
野外にお雛様が設置されている時点で珍しいのですが、圧巻の景色！
これは埼玉県の日本人形のまち、岩槻市の愛宕神社の様子です。
今回は東京都の団体からご依頼を受け、埼玉県岩槻市にて撮り歩きWSを開催してきました。

■人形のまち・岩槻市の「まちかど雛めぐり」

JR上野駅から電車で約1時間。埼玉県岩槻市に到着。
だんだんと暖かくなってきた快晴の日。梅も綺麗に咲いていました。
まずはMaNeRuメンバーで撮り歩きスポットを下見。
参加者のみなさんに有意義な時間を過ごして頂けるよう、事前に撮り歩き場所の目処をつけます。

その後、参加者の方と合流。
今回は親子で参加できるWS！親子合わせて約20名ほどの方にご参加いただきました。
まずはスマートフォンの写真の撮り方について簡単にご説明。

小学校低学年〜中学生までご参加頂きましたが、みんなスマートフォンに慣れている！
今回のWSは「親子の交流」も目的とされているものでしたが、「写真を上手に撮りたい」と思って参加している子も。一生懸命メモをとっている姿を見てこちらも嬉しくなりました。

昼食後は３班に分かれて撮り歩き開始！
当日は岩槻市の「まちかど雛めぐり」というイベントが開かれていたため、まち中に展示されている雛人形を巡りに出発します。時間が限られており全ては回れないので、班ごとに目的地を決めて行動！
最初に岩槻人形博物館へ向かいました。
ロビーで開催されていた「人形衣装でおひな様体験」は大盛況！
ロビー内に屏風なども設置されており写真撮影も楽しめます。

別の班は酒蔵資料館へ。現在では珍しい貴重な酒造りの道具や資料が展示されている場所です。
雛めぐりの時期は貴重な道具と一緒に、雛人形や吊るし雛も飾られていました。

酒蔵資料館近くの遷喬館(せんきょうかん) も見どころの１つ。
遷喬館は埼玉県内唯一の現存する藩校の建物。この中にも雛人形も展示されており、小さくて可愛いダルマ雛が飾られていました。またこの建物は保存状態が良く、日差しも暖かい日だったので縁側がとても心地良い。
撮り歩きの一休みにもおすすめの場所です。

そして最後は愛宕神社。記事冒頭の写真、階段に設置されているお雛様です！
やはりこの大雛壇飾りがメインの見どころ！
ただ大雛壇飾りは雛めぐり期間中の限られた日にしか展示されていないそうです。
訪れる際にはよく調べてから訪問してくださいね♪
まちかど雛めぐりHPはこちら

■親子で参加するWSの良いところ

今回のWSは親子参加のWS！
合わせて約20名程度の方にご参加頂きました。
わたしの班は小学校低学年の女の子３人のグループでした。
昼食時は人見知りでなかなか話せなかった女の子たちなんですが、
外に出て一緒に撮り歩きをする中で段々と会話も増えてきて…
最後には肩を組み歌いながらお散歩するように♪
「同じものを体験する」ことで段々と友情って芽生えてくるものなんですよね。

また参加者のママの１人は「親子２人ではここまで回れなかった」と言っていました。
自分たちだけでは行く場所を調べて、１箇所まわることで精一杯。
撮り歩きルートをアテンドしてくれる人がいることで、
親子の会話を楽しみながらゆったりとした時間を過ごすことができたようです。

そして何より、写真があることによって、子供がどこを見ているか分かるんですよね。
子供が心惹かれた場所はどこだったのか。写真を通して同じ景色を見ることができる、共有することが出来る。
そしてもう一歩踏み込んで
「どうしてこれを撮ったの？」「どこが好きだと思ったの？」
と聞いてみる。そうすると、子供の好きなものや考えていることが少し分かったりします。

MaNeRuにとって写真はコミュニケーションツールでもあるもの。
そこから広がる出会いや会話も魅力の１つだと思っています。